イギリスの鉄道【列車の種類】

Intercity

駅に到着するインターシティの列車(Intercity)

列車の種類

イギリスの列車には、日本のように「特急」や「普通」といった分類がありません。特急列車に相当する速達列車(インターシティ)は確かに存在するのですが、システム上「特急」のような区別はなく、特急料金が必要ありません。この点が日本との大きな違いです。ただし、寝台列車の寝台を利用する場合は寝台料金が必要です。

また、一部の列車を除き、列車に名前(例えば日本の「踊り子号」のような独自の名称)が付いていないことが多いです。時刻表にも列車の名前やタイプは掲載されていません。

インターシティ

日本の特急列車に相当する都市間長距離列車は、総称として「インターシティ」(Intercity)と呼ばれています。インターシティには以下のような種類があります。

インターシティの種類
名前 最高速度 牽引方式
InterCity 125(HST) 200km/h ディーゼル機関車
InterCity 225 225km/h(運転上は200km/h) 電車
Pendolino(ペンドリーノ) 225km/h(運転上は200km/h) 電車
Voyager(ボイジャー) 200km/h ディーゼル機関車
Super Voyger(スーパーボイジャー) 200km/h ディーゼル機関車

寝台列車

昔はロンドンからマンチェスターやリバプール方面などへ多くの寝台列車が発着していましたが、列車の高速化で寝台列車も少なくなりました。現在定期運行している寝台列車は2つのみです。寝台列車は座席指定が必要です。寝台を利用する場合は運賃の他に寝台料金が必要です。普通のシートを利用する場合は寝台料金は必要ありません。

現在運行中の寝台列車
列車名 運行会社
カレドニアン・スリーパー ScotRail
ナイト・リビエラ First Great Western

ローカル列車

主に地方で活躍するローカル列車です。

列車名 最高速度 備考
Turbostar 160km/h 地方の短距離区間を結ぶディーゼル列車
Electrostar 160km/h Turbostarの電車版
Express Sprinter 140km/h 主に中・長距離用のディーゼル列車
Sprinter・SuperSprinter 120km/h 主に短距離用のディーゼル列車
Networker 120km/h 主に短距離用の電車。
Desiro 160km/h ドイツ・シーメンス製の電車とディーゼル列車。
Pacer 120km/h 主に短距離用のディーゼル列車。バスの部品を利用。